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2021年4月のトピックスニュース
『自分はコロナワクチン接種できるの?』
先月頃より患者さんから、自分はワクチンを打って大丈夫か?という問い合わせが多数あります。
3月に日本アレルギー学会が指針を発表していますので、一部概要を書きます。
Ⅰ.ワクチン接種不適応者
本剤の成分に対し重度の過敏症の既往歴のある者
・1回目のワクチン接種で重度の過敏症を呈した場合
・ワクチンの成分、特にポリエチルグリコール(PEG)に対して重度の過敏症をきたした既往がある場合
PEG(マグコロール)は様々な食品に乳化剤として添加され、食品としての安全性は確認されています。また、化粧品や軟膏基剤、便秘の治療薬や様々な注射薬に添加されています。
・「重度の過敏症」に該当するのは、全身性の皮膚・粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下等のアナフィラキシーを疑わせる複数の症状を呈した場合です。
Ⅱ.接種要注意者
1.抗凝固療法を受けている者、血小板減少症又は凝固障害を有する者
2.過去に免疫不全の診断がなされている者及び近親者に先天性免疫不全症の者がいる者
3.心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する者
4.予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた者及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある者
5.過去にケイレンの既往のある者
・下記の場合でも、新型コロナウイルスワクチンを接種することによるアナフィラキシーの発症リスクは変わりません。
(a)喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎
(b)ワクチンや医薬品(注射)以外の特定の物質[食品、ペット、ハチ毒、環境(ハウスダスト、ダニ、カビ、花粉など)、ラテックスなど]に対するアレルギー
ただし、コントロール不良喘息患者の場合には、万一アナフィラキシーをきたした場合に重症化するリスクがあるため、これらに対応できる医療機関での接種が望ましいとされています。
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